いちょう並木の香りと記憶

夜道を歩いていました。

満月前夜の明るさと街灯の明かりで
いちょうの葉っぱが光って見えました。

ちょっとまわり道になるけど
きれいだから
こっちのいちょう並木を通ろうかな

と、歩き始めてすぐに
あっ、しまった!
ぎんなんがたくさん落ちていたのです。

もうこのぎんなんの匂いの道を
まっすぐ歩くしかなく

歩きながら思い出していたのは
学生の頃の通学路でした。

通学路沿いのお寺にある大きないちょうの木
黄色く染まる葉っぱ
ぎんなんの匂い
友達とのおしゃべり

香りとともに記憶がちらり
制服姿の自分を思い出して
懐かしく優しい気持ちになりました。

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私はアロマテラピーと出会ったことがきっかけで毎日を心地よく、心豊かに過ごすことの大切さに気づきました。
このブログでは、アロマテラピーの専門的な知識だけではなく、身近にある香り、香りのある生活のご提案、香りにまつわるエピソードなど、みなさまの日々の生活に役立つ情報をお届けしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。